「かいごの道」      

介護のこと。現役の介護支援専門員(ケアマネージャ)によるブログ。介護支援専門員の目から見た、社会情勢など。介護に関する相談は何でも受け付け予定!

【介護モチーフ】漫画編

マスコミはいろいろ煽るけど、介護って、知ってるようで知らない感じで、「認知症」って言葉はだいぶ浸透してきたけれど、認知症の人とファーストコンタクトをとると、やっぱり次元が違う感じがするものです。

介護のたのしさ、つらさ含めて、制度のこととかそれ以外もいろんな認知度がどんどんどんどん広がるときっといいのかなとおもうので、このブログをかいてるし、閑話休題的に介護を題材にしているもの見てみた。

介護・漫画編

1、キーチVS 認知症母編

介護疲れした息子が、認知症の母を殺してしまう実際の事件を元にしてる。超温情判決号泣裁判で有名。

認知症介護の地獄がよーーく表現されている。つらい。

先日も、別件で認知症高齢者踏み切り事故の責任を家族へとかいう判決があったけど、そういうの聞くとやりきれなくなる感じ。

キーチVS 1 (ビッグコミックス)

キーチVS 1 (ビッグコミックス)

 

中身はこんなん。つらい。ほんとつらい。 

 

京都認知症母殺害心中未遂事件のノンフィクション漫画が辛過ぎる・・・ : 2chコピペ保存道場

http://livedoor.blogimg.jp/copipe_hozondojo/imgs/a/c/ac91be16-s.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

2、ペコロスの母に会いに行く

こっちは、ボケることもわるくない・・・というボケ賛歌的なかんじの漫画。

 人生の重荷を下ろしたらボケる。

そういうボケ方はとてもいいと思います。最期まで愛されるようにボケたい。

施設づとめの介護職の間では「かわいくボケたいねー」なんて話になる。

かわいくボケたおばあさんの漫画。

ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く

 

 

3、ヘルプマン

 ていねいな取材に基づいた介護現場の生々しいジレンマを、かるーい感じで

書いているので、介護初心者にも読みやすい内容。

施設でも在宅でも、必ず、いろんなジレンマに陥る。その辺の話。

身体拘束とか、高齢者の性とか。さくっと。

ヘルプマン!(26) (イブニングKC)

ヘルプマン!(26) (イブニングKC)

 

 

4、三好春樹先生の漫画シリーズ

三好先生の本は、介護職の教科書みたいなもん。

仕事として介護に関わる人は、読んだほうがいい感じ。

勿論活字版がオススメだけど、活字を読むのが嫌いな人とかにはこっちでも。

介護がラクになる マンガ認知症ケア (介護ライブラリー)

介護がラクになる マンガ認知症ケア (介護ライブラリー)

 

 

5、クソババァに花束を!!

白鳥麗子シリーズの鈴木先生の社会派高飛車漫画。

こんなのもかいてるので一応。なんか意外でよかった。こういう人がさらっと書いてくれるといい感じがする。

 

 6、漫☆画太郎のばばあたち

ちょくせつは関係ないけど、

介護していた祖母に恨みを晴らすために、ばばあを描いてる・・とのことなので

そうなると、ばばあの見方もまた違う気がする。

http://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fimgcc.naver.jp%2Fkaze%2Fmission%2FUSER%2F20120704%2F17%2F14767%2F1%2F500x422xf355c0a73f3474eced4340ba.jpg%2F300%2F600&twidth=300&theight=600&qlt=80&res_format=jpg&op=r

 

参考リンク

漫☆画太郎 - Wikipedia

ばばあ[編集]

作中に多用される頭にカンザシをさした「ばばあ」と呼ばれるキャラクターは、画太郎が自宅で介護している祖母がモデル。ばばあが元気に暴れる様は、親族の来訪などで元気を取り戻したときの祖母をイメージしている[5]。当時祖母は既に高齢で要介護の状態だったが、「せめて漫画の中だけでも」と画太郎が思いを込めた結果である。なお登場する際は、必ずと言っていいほど全裸である。

http://i.imgur.com/l1qOtP9.jpg

 

 

まとめ

高齢化社会が到来しているぽいから、介護の認知度がもっと広がればいいとおもいます。やっぱり敬遠されがちだけど、介護の渋さみたいなのも案外いいとおもうのです。

漫画は入りやすいので、とにかく読んでみたらいいと思います。